関節の腫れはリウマチのサイン

ふとみると、足首や手指の関節が腫れている、最初はたいした痛みがないからと放っておくと、やがて激痛に襲われる…これは私が関節リウマチを患った時の経験です。

はじまりは筋肉痛?腕立て伏せができない

仕事先でとても重いお土産をいただき、やっとの思いで自宅に帰りついて一息。なんだか腕全体が痛いようなダルいような気がしてなりません。体力には自信があったのに、重い荷物を持ったくらいで筋肉痛とは情けない、これは鍛え方が足りないのでは?と、ふと腕立て伏せをやってみようと思いました。

 

ところが、腕立て伏せの姿勢で体を支えることすらできなかったのです。ここまで落ちたか…とガッカリするとともに、それにしても何かがおかしいという違和感がありました。

手指、足首の関節が腫れ、微熱が続く

腕立て伏せができず、情けない思いをしてから1週間くらいたった頃でしょうか?特別何かがあったわけでもないのに手の指の関節、足首がむくむくと腫れていることに気づきました。激痛というほどのことはなく、指が動かしづらく物がつかみにくいという症状が現れたのです。

 

そのうえ、微熱が続くようになり体全体がダルくて仕方ない…さすがにこれはおかしい。病院に行こうと思いましたが、何科にいっていいかも分からず、とりあえずいつも通っていたかかりつけの診療所に行ってみることにしました。私の手足をみた先生はすぐに血液検査を指示し結果が出るのを待つことになったのです。だいぶ待たされた記憶がありますが、再び診察室に呼ばれたときに告げられたのは「リウマチ」という思いもよらない病名でした。

 

正直、リウマチなんてお年寄りの病気と思っていたので、まさか?という気持ちでした。ただ、私がラッキーだったのはその日、たまたま専門医の診察がある日だったことです。検査してくれた先生のところから専門医のとこに回されリウマチの確定診断を受けました。まずは痛みをとり、熱を下げるためにロキソニンを処方されました。特効薬はステロイドですが、その時点ではまだあまり症状が進んでいなかったため、消炎鎮痛剤で様子をみることになったのです。

え?腕がとれた??

その後、定期的に病院に通い始めましたが、しばらくは大きな変化もなく症状も安定していました。ところがある朝、それは突然やってきます。目が覚めると万歳するような格好で寝ていたようで、両腕が上に上がっていました。起き上がろうとして腕を動かしたとたん、今まで1度も経験したことのない激痛が襲ってきたんです。

 

そのとき私「あ、ヤバイ、腕がもげた」と本気で思いました。あまりの痛みに両腕がとれてしまったと思ったのです。そこからは起き上がるのにも悶絶しました。何せ指先から肩までのあらゆる関節が痛くてたまらないのです。立ち上がろうとしても床に両手をつくことすらできない。いったい何がおこったのか?と思いました。あとで知ったのですが、これがリウマチ特有の「朝の強ばり」というもので、ゆっくり温めるなどの方法で緩和されるのだそうです。

薬で症状軽減、今ではほぼ普通の生活に

ここまで消炎鎮痛剤だけでやってきましたが、もう無理です。なにしろ朝がくるのが恐ろしい。痛みはロキソニンで軽減することはあっても完全には消えません。次第に箸も茶碗も持てなくなりました。そこで覚悟を決めてステロイドを処方してもらうことになり、これを飲みだしてからはあの痛みはなんだったのか?と思うほど一気に回復していきます。

 

今ではほとんど普通の生活に戻り、朝が来てもビクビクしなくてよいのです。ステロイドは怖い薬だと思います。あんなに辛かった痛みを一気にとってくれるのですから…でも、素晴らしく大切な薬でもあります。医師の指示に従ってきちんと飲んでいる限りは怖くもありません。大事なのは異変に気づいたら早めに対応すること、もらった薬は言われたとおりキチンと飲み、自己判断でやめたりしないことですよ。

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