関節炎の中でも多い 変形性ひざ関節症の改善方法

年齢を重ねると身体に様々な違和感や痛みなどの症状が出てくることがよくあります。関節痛もその一つで、中でも、多くの高齢者の悩みとなっているのが変形性ひざ関節症です。歩いたり立ち上がったりすると膝が痛む、というのはこれが原因なことが大半です。そもそも、何故、痛みがでるのでしょうか。

【1. 変形性ひざ関節症とは】

変形性ひざ関節症とは、関節軟骨が老化することにより、すり減りや関節の変更が起こることによります。また、若くても靱帯や半月板損傷などの外傷や化膿性関節炎などの感染の後遺症などで起こることもあります。

 

初期の場合ですと、歩くときや立ち上がる際などに痛みますが、末期になると、安静時でも痛み続けることになり日常生活が困難になります。軟骨は一度無くなると二度と再生することはできません。そのため、それ以上に悪化しないようにするため周囲の筋肉を鍛えたりサポーターで支えたりと膝への負担を減らすようにする必要があります。

【2.診断】

整形外科では、問診と触診、レントゲンを用いることが一般的です。触診で各部の痛みの有無を調べ症状を判断します。レントゲンでわかりにくい場合は血液検査やMRIを使用する場合もあります。

【3.治療】

治療方法として痛みはあるが歩行可能など軽い場合は、筋肉強化と減量で膝への負担を少なくします。痛みが強い場合は薬物療法もあり、鎮痛薬を内服し、外用薬を使用します。ただし、これは痛みを和らげるだけであり、根本的な治療ではないので完治はしません。また内服薬は、長期使用すると肝機能障害などの副作用を起こす場合があり、短期間でしか使用できないデメリットもあります。

 
悪化すると関節液が膝上部に溜まり血行不良が起こり、更に悪化してしまうため、液を抜く必要があります。この液には膝を曲げ伸ばしするための潤滑油としての役割も含まれているため、抜いた分を補うヒアルロン注射が必要になります。ヒアルロンはサプリなどでも市販されていますが、内服は膝への吸収力はほとんどなく直接注射することがベストとされています。ヒアルロン注射は1回では効果薄れてしまうため定期的に数回続けて打つことが一般的です。

 
ヒアルロンでも痛みが改善されない場合は、ステロイド剤を注射することもあります。ステロイドは消炎作用が強く即効性がある反面、免疫力を下げるため細菌感染しやすく、骨自体に影響を及ぼすこともあるため長期で使い続けることはできないデメリットもあります。
それでも改善が見られない場合や完全に変形してしまった場合は外科的手術が必要となってしまいます。そうならないためにも、普段からの生活習慣を見直しましょう。

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